赤峰市(中国 内蒙古自治区)

 都市の概要

 赤峰市は、中国の北部内蒙古自治区に属する都市で、緯度で見れば、日本の津軽海峡あたりになります。
 人口約380万人、面積84.361km。
山や丘陵が多く、温帯大陸性気候で最高気温は43℃、最低気温は-46℃になり、1年の日照時間は2800〜3100時間です。
 歴史は古く、紅山文化、夏家店文化の遺跡が数多く残っています。
 地下資源が豊富にあり採鉱業が盛んで、建材、紡績、畜産加工などの企業が伸びています。 牧畜業では、乳肉専用の草原紅牛、肉毛兼用の遊牧漢細毛羊の飼育をするなど外資と技術を利用して近代化を図っています。
 特に、赤峰産の天然カーペット、紅馬印のエフェドリン、酒『陣曲』は有名です。

 提携の経過

 赤峰市との出会いは、昭和60年4月、経済考察団一行が植木産業を視察するため、稲沢市を訪問したときです。その時、会談の中で、『友好都市提携』の申し入れがありました。中国は古くから日本と文化交流があり、唐の時代に中国へ留学した僧侶の手により柑橘植木の接木技術が稲沢市へ伝わり、この技術を植木苗木の生産に活用し現在では日本有数の大産地を形成した経緯があること。
 また、この赤峰市は、数千年前には紅山文化が栄え、その後紀元900年には遼国の首都として栄え、稲沢市が奈良時代に尾張地方の国府として栄えたのと同様、古い歴史をもつ都市であること。これらの理由からその後、両市の相互招待訪問や事務レベルの調整など行き来を重ね、平成元年5月16日、赤峰市の『赤峰迎館』にてなごやかなうちに調印を行いました。
 赤峰市から、両市の友好を印した錦旗、両市長が乾杯した牛角杯、特産の巴林石で彫った群馬像、そのほか墨絵や書などの記念の品が届いています。

 交流状況

 今後は、市民ぐるみで教育、文化、経済、スポーツ等、あらゆる分野の交流を通じて、友好の輪を広げていきます。
 平成2年5月には、友好都市提携1周年と記念して、代表団が稲沢市を訪問し、農業技術を中心に視察しました。
 また、7月には市議会有志議員団が民間交流の第1弾として赤峰市を訪問し、各地で市民と交流を深めてきました。